FLANNEL magazine

ソファ専門スタッフからの
ソファについての「まめ知識」を、フランネルマガジンとしてお届けします。

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ソファの購入前に確認する搬入経路

ソファの購入前に確認する搬入経路

ソファの搬入時の意外な落とし穴の、ソファの搬入ルートの確認。

ご購入するソファも決まって、お部屋に入れた時の大きさやイメージも完璧。
しかし、いざお部屋へ運び入れる際に、「あれ?ソファの角が当たって家に入らない!」「ソファが大き過ぎて、玄関を通らない?」
などといった事態が起こらないように、ソファのご購入を決める前には、搬入ルートの確認をしましょう。

「マンションやアパートなどの集合住宅」

玄関口からドアを開けて、コーナー(廊下の曲がり角)がなく、
一直線で搬入が可能な場合

ソファを搬入するルートの壁から壁までの距離(幅)や、お部屋への入り口の幅や高さの確認が必要です。

FLANNEL SOFAのオンラインストアでは、各ソファページで搬入に必要な最小間口をご確認いただけます。
ご購入の際には、是非一度ご確認いただきますよう、お願いいたします。
※あくまでもソファを、お部屋まで一直線で運べる場合に限ります。

※最小間口:ソファ搬入に必要な最小幅=(ソファの高さ)―(脚の高さ)
ソファ搬入の際に、ほとんどのソファは背中側を下にします。(脚を外せるソファは、脚を外した状態で運びます。)

オンラインストアでのソファ搬入サイズの確認

玄関口から設置するお部屋の入り口まで、ソファの方向を変える必要のあるコーナー(曲がり角)がある場合

搬入に必要な最小間口に加えて、コーナー部分の幅の寸法も確認が必要です。
ソファのデザインによりますが、搬入ルートのコーナー部では、右の図のようにソファを回転させながら搬入をします。
このときに、コーナーの対角がソファの奥行よりも大きければ、コーナーを曲がることができます。
※天井形状や周囲の状況により、搬入できない場合もございます。

コーナー通路でのソファ搬入

意外と見落としがちな玄関の天井高
玄関扉を開けて、すぐ左右どちらかに曲がる場合

玄関ホールでソファを立てて方向を変えて運ぶことになります。
このため、ドアと玄関ホールの天井の高さにも注意が必要です。

マンションやアパートなどの集合住宅でよく見られるのが、LDKに開放感のあるスペースを確保するために、 玄関スペースの天井裏に配管を通しているケースです。
廊下と比較して、玄関ホールの一部分に梁があったり、その部分の天井全体が低くなっていたりします。
天井の低くなっている部分は、ソファを斜めにして「潜らせる」必要があり、ソファを斜めにして運ぶ際に、天井の高さや、玄関間口から靴箱や壁までの距離が十分でないと、搬入することができません。
必要な天井の高さは、ソファの幅に加えて200mm程余裕があれば良いでしょう。
※例えば、幅2000mmのソファの場合、2000+200=2200mmがソファを立てる際に必要な最低限の天井の高さとなります。

幅2000mm前後のソファ(3人掛け)

「戸建て(メゾネットも含む)」

玄関口から階段を通りニ階以上へ搬入をするルートの場合

階段でニ階以上への搬入の時に注意が必要です。
主に戸建てで、二階にLDKスペースがあり、階段を通って、ソファを搬入する場合があります。
階段の幅や奥行き(右図①②)、階段箇所の天井の高さ、コーナー(踊り場)部分(右図③)のスペース、 設置するお部屋までの通路のコーナー、など注意する点が増えます。

万が一、階段からの搬入が不可能な場合、バルコニーや腰窓からの手作業による吊上げ搬入も可能です。その場合は、バルコニーの下に、 ソファを横向きで置けるスペースが必要になります。(バルコニーや窓などの搬入口が、二階以上の場合や、複雑な構造のバルコニーの場合などは、 手作業による吊り上げではなく、クレーン車による吊上げになる可能性があります。その際には、クレーン車を停車しておけるスペースが必要です。)

階段でのソファ搬入

安心してソファをお部屋へ。

まずは、搬入ルートの正確な寸法を把握しましょう。
ソファをご購入の前に、搬入について、もしご不安を感じる箇所がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。 FLANNEL SOFAでは、「お部屋の図面」や「お写真」等を店頭にお持ちいただく、もしくはメールやFAXなどでご連絡いただければ、搬入可能かの検証をさせていただきます。 ソファのお届け時に慌てることがないように、ソファ選びの際には、ご購入前のルート確認をおすすめします。

ソファの搬入搬出についてはコチラ