カバーリングソファ?それとも張り包みソファ?
ソファの生地には、本革・フェイクレザー(合皮)・布と3種類の素材があります。
そのなかでも布生地でソファを製作する場合、「カバーリング」と、「張り包み」のタイプのソファがあります。
(張り包みは、一般的に張り込み、張りぐるみとも呼ばれます)
この2つの種類の特徴、選び方のポイントをご紹介します。
カバーリングソファ
カバーリングソファの特徴
- カバーを取り外しができるので、汚れてしまった場合、ソファカバー全体をクリーニングすることができます。
- 長年使用して、生地の表面が傷んでしまった場合でも、カバーのみを購入することが可能です。
張り替えなどのメンテナンスの際にソファを工場へ配送せずに済むため、お部屋にソファがない期間がなく使用できます。 - 置き型クッションのタイプはクッションのみの交換も可能。ヘタってしまったクッション部分も個別に交換できる為、経済的です。
- ソファを永く使用する上で、インテリアの好みの変化や、季節によって生地を変えたい場合、張り包み仕様に比べ、気軽に行えます。
- ソファの種類によっては、ソファの背面にカバーを着脱する為のジッパーが入るタイプがあります。
お部屋の中心にソファを設置して、背面が見えるレイアウトの場合、ソファの後ろのデザインも確認してみましょう。
- ソファ本体は、ラインをきれいに出すためしっかりとフィットした形になっています。
そのため、カバーをきれいに取り付ける際には、コツが必要になります。
背部分→肘部分→前面と順番に取り付けると作業がしやすいでしょう。カバーの取り付け方は下記のURLでもご紹介しています。
交換用カバーの着脱方法はコチラ
こんな人にはカバーリングソファがオススメ
- 小さいお子様がいて、汚れが心配。
- メンテナンスは経済的に行いたい。
- カバーを、インテリアにあわせて気軽に変えたい。
張り包みソファ
張り包みソファの特徴
- カバーリングには表現できない、よりシャープなデザインを表現できます。
- 張り包むことにより、生地のずれや、型崩れなどが起きにくくなります。
- 後ろから見たデザインもすっきりとして、綺麗に見栄え良くすることができます
どの方向から見ても、綺麗な仕上げの張り包みソファは、どの角度から見ても綺麗な仕上げの為、お部屋の中心にソファを配置したレイアウトにも向いています。 - 生地の張り替えは工場でお預かりして作業となります。
生地の張替えと同時にバネの点検や、ウレタンの補充などもできる為、購入時に近い掛け心地に復元します。 - カバーを外してクリーニングができません。全体的にクリーニングができない為、
生地選びの際にメンテナンスが容易な生地を選択したり、生地専用クリーナーを活用しましょう。また、液体系の汚れの付着を防ぐ、
パールトーン加工をすることでも、「コーヒーやお醤油をこぼしてしまった!」等のトラブルにも対応できます。
布生地の汚れに効果的な【クリーナセット】について詳しくはコチラ 液体系の汚れ防止に【パールトーン加工】について詳しくはコチラ
こんな人には張り包みソファがオススメ
- デザイン性が高いソファを選びたい。
- すっきりとしたデザインがいい。
- オールインワンのメンテナンスをしたい。