ソファを綺麗に保つために
ソファを購入し、永く綺麗に保つ為にも、汚れに対する予防策を考えます。
特に小さなお子様やペットと一緒に暮らしているご家庭は
「汚れが心配」と言う声が多くあります。
そんな方には防汚・撥水機能のあるパールトーン加工をお勧めします 。
パールトーン加工とは?
もともとは高級呉服用に開発された撥水加工です。大切な着物を雨や汚れから守る為に研究され、その高品質な技術をソファの生地にも応用しました。
汚れがつきにくく、汚れがついても取れやすいという機能を、生地の風合いを変えずにつける事が可能です。
加工には、歯磨き粉にも含まれているフッ素を使用しており、人体にも無害で安心してご使用頂けます。
お手入れ方法「水性の汚れの場合」
パールトーン加工をすると、水分が布に浸透しない為、飲み物をこぼしてもサッと拭き取る事ができます。
お茶やコーヒー等色のついた液体の汚れが残ってしまった時は、以下の様に対応してください。
①残った汚れに少し水をかけて、織り目に入り込んだ汚れを揉み出す様に指先でつまみます。
②揉み出された水分を、再度タオルやティッシュ等で吸い取って下さい。
③最後に自然乾燥させてください。
熱いコーヒー
オレンジジュース
牛乳
醤油
お手入れ方法「油性の汚れがついた場合」
揚げ物やドレッシング等をこぼしてしまうと、綺麗に拭き取ったつもりでも、「油染みが残ってしまった」経験をされた方も多いのではないでしょうか?
そんな油性の汚れが付いてしまっても、パールトーン加工を施してあると簡単にお手入れする事ができます。
パールトーン加工の弱点は中性洗剤や消臭スプレー等に含まれる界面活性剤です。
油性の汚れの場合は、薬局等で購入できる揮発油(ベンジン)を使用してください。
①タオルにベンジンをたっぷり含ませ、汚れとを溶かす様にしばらく押さえます。
②再度、別のタオルにベンジンを含ませ、軽く叩きながら汚れを取ります。
③もう一度たっぷりベンジンをタオルに含ませ、お手入れ箇所の周りに散った汚れを外側から中心に向けて円を描く様に、軽く叩きながら拭き取ってください。
そのまま乾燥させてください。
汚れが染み込んでしまい、
2〜3時間放置した後のコーヒーのシミ
【注意点】 パールトーン加工を施してあっても、早めにお手入れする事が肝心です。
お茶やコーヒー等は染料として使われる事もあり、水分が染み込んで長時間放置してしまうと色の汚れは取れなくなります。
化学薬品を含んだ色素(インク・マジック等)や墨汁・一部化粧品等は、生地に深く浸透しシミになる場合があります。カバーリングソファの場合、お洗濯やクリーニングにより効果が薄れてしまいますのでご注意下さい。
効果が落ちてきてしまったら。
パールトーン加工の効果は、使い方や場所によって違いますが、ソファの座面や肘等、良く触れる部分だと1〜2年で効果が落ちてきてしまいます。
生地の摩耗により効果が落ちる事もありますが、表面についた油脂やホコリ等の汚れも原因の一つです。
水を含ませたクロスを硬くしぼり、生地についた汚れやホコリを拭き取って落とすことで効果が少し戻る場合がありますので、是非お試しください。
ソファの臭いが気になる場合は。
市販されている消臭スプレーの多くは界面活性剤を含んでおり、パールトーン加工の効果の持続が低下するため使う事が出来ません。
そんな時は重層を使ったお手入れをお勧めします。
ソファ全体に重曹をふりかけ、2〜3時間放置します。その後掃除機で重曹を吸い取ると臭いもなくなります。
また消臭スプレーの中でも、界面活性剤の入っていないものもあり、(「さわやかフィトンスプレー」や「森から...」など)こちらであれば使用可能です。
インターネットで検索・購入する事ができますので、是非ご利用ください。
(※FLANNEL SOFAの関連会社、及び関連商品ではございませんので、予めご了承ください。)
パールトーン加工でより良いソファライフを。
パールトーン加工は、ソファご注文時(交換用カバーご購入又は張り替え時)にのみ加工出来るサービスです。
汚れが気になって、ソファの購入を諦めかけていた方も、パールトーン加工でより良いソファライフをお過ごしください。