FLANNEL magazine

ソファ専門スタッフからの
ソファについての「まめ知識」を、フランネルマガジンとしてお届けします。

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カウチソファとコーナーソファの違い

ソファには様々な形がありますが、ゆったりとソファを使用したい場合、候補にあがるのがカウチソファや、 コーナーソファといったタイプです。
これらのソファは、「L字型ソファ」と呼ばれ、同じカテゴリーでくくられることが多いですが、使用目的や、使い方等、異なる部分も多いです。
カウチソファ・コーナーソファとは、どのように違うのかをご紹介します。

カウチソファ

「カウチ」とは、背もたれに対して座面の部分が長く、寝転がることができる長椅子のことを指します。
フランスの建築家ル・コルビジェが発表した「LC4シェーズロング」と見立て、近い形状のソファサイズの呼称として、シェーズロングとも呼ばれます。
FLANNEL SOFAでは、「カウチ」=「1人掛けロング」と標準的な2〜3人掛けを組み合わせたものを「カウチ」と呼んでいます。

マロン1Pロングソファ

MAROON1人掛けロング

マロンカウチ

MAROONカウチ

ブリックカウチソファ

BRICKカウチ

ブリックカウチノーマル

BRICKカウチ(ノーマル)

マロンカウチ

MAROONカウチ

簡易的なベッドとしての役割もあるので、寝椅子とも呼ばれます。 それらの形状のソファを組み合わせたものがカウチソファです。
家族などで、一緒に座りながら、足を伸ばしてリラックスするスペースを作ることができるのが、カウチソファの一番の特徴となります。
カウチソファは、肘付き、肘無しのタイプで、横幅が変わってきますので、合わせて確認しましょう。

上記の通り、リラックスする事を前提とした形の為、ホテルのラウンジなどで置かれることが多いソファです。
逆に、ヨーロッパでは、お客様を通す部屋にカウチソファがあると失礼と思われることがある等、 応接室などかしこまった場所には不向きなソファとなります。

ブリックカウチ

コーナーソファ

コーナーソファは、お部屋の角の部分に置けるようにデザインされたソファです。
背が低いロータイプのコーナーソファは場所を選ばず、お部屋の中心にも置くことができます。

ブリックコーナーセット

背が低いロータイプのデザインが特徴的な、BRICKコーナーソファ。 部屋の角だけでなく、中心に置くことのできるソファです。

サラーコーナーセット

ハイバックの背もたれのデザインが特徴的な、SARAHコーナーソファ。 お部屋のコーナーに置くレイアウトにぴったりです。

クアットコーナーセット

コーナーパーツに「ラージサイズ」を設けることで、他のソファにはない自由な座り方ができます。

サラーコーナーセット

カウチソファとの違いは、L字の部分全てに背がある点です。 コーナーソファは応接室のようなお部屋にもマッチします。
横になってリラックスするだけではなく、友人や、お客様が来た時でも、無理なく使用出来ます。

人は、真正面に向かい合わせで座るより、斜めに座った方がリラックスした状態になると言われています。
写真の様にコーナーソファに複数名で座った際は、お互い斜めに座る形になります。
リラックスした状態でお客様を迎えられるのも、コーナーソファの特徴になります。

ブリック1Pコーナー

ソファ2台をL字型に置いた場合に生じるデッドスペースも、
コーナーソファならスペースを無駄にすることなく使用できます。
「ゆったりとソファは置きたいけど、空間を無駄にしたくない。」といった方にはぴったりのソファです。

また、組み合わせ方により、カウチソファより横幅、奥行きを
伸ばす事ができるのもコーナーソファの特徴です。
お部屋に合わせて、柔軟性の高いレイアウトが可能です。

ブリック3Pコーナー+3P片肘とブリック1Pコーナー+3P片肘+2.5P片肘

ライフスタイルに合ったソファ選びを カウチソファとコーナーソファは似ている形であっても、それぞれの特徴があります。
お選びいただくサイズにもよりますが、最低でも、カウチソファはリビングで約10畳、 コーナーソファは12畳くらいのスペースが、設置の際の目安となります。
それぞれの特徴を理解して、お部屋の間取り等も合わせて考えながら、自分のライフスタイルに合ったソファ選びをしましょう。