FLANNEL magazine

ソファ専門スタッフからの
ソファについての「まめ知識」を、フランネルマガジンとしてお届けします。

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座クッションの「沈み込み」の比較

ソファSIESTA

ソファを配置したシーンを想像すると、リビングテーブルや、ダイニングテーブルと合わせたレイアウトが思い浮かびます。
ソファとテーブルを組み合わせる際に「ソファの座面の高さ」と、「テーブルの天板までの高さ」の関係が、重要なポイントの1つになります。
ソファやテーブルのサイズは、商品カタログや図面で確認できますが、実際に座った時の「座面から天板までの高さ」は、ソファの構造や、個人の体格差により変わります。


座面の沈み込みの比較

座面の沈み込みの比較

FLANNEL SOFAのソファの座面は、ウレタン製とウレタン&フェザー(羽毛)製に分けられます。
このクッション材の違いにより、実際に座った時の座面の沈み込みは大きく左右されます。
また、クッション部分が本体と一体型のものや、クッション部分がセパレートのものもあります。
ソファの構造やバネのテンションにより、座った時の沈み込み方は異なります。

ソファの座面高は1番高い部分で計測しますので、実際に座ると表記の高さより20〜30mm程度沈み込みます。
ふっくらとしたフェザーが入っている場合は、さらに沈み込みが大きくなり、ウレタンの密度や、バネのテンションなどによっても沈み込みは変わります。

一般的にソファを購入する際には、「座っていない状態の1番高い寸法値」を基準高としてソファ選びをします。
しかし、座る人の体格により沈み込みも変わりますので、実際にどのくらい座面が沈み込むのか、イメージをすることが重要です。
この沈み込みを「知っている」、「知らない」では、ソファがご自宅に届いた時の満足感も左右されることでしょう。

ダイニングテーブルをソファにあわせる場合、ソファと天板の高低差は、250mm程度必要です。
(座った時に20〜30mmの沈み込みがあるので、実際は270mm〜280mm程度の高低差となります。)
またローテーブルをあわせる場合、ソファと同じ高さ〜50mm程度の高低差が快適に使用できる目安と言われています。
ソファ選びの際に、カタログ寸法の数字ばかりが頭の中で先行してしまうと、「実際に座った時に、イメージしていた高さと違った」なんて失敗も考えられます。
ソファに座った状態(沈み込んだ状態)を目安にソファ選びをすると、より快適なソファライフにつながります。

上記の表を目安に、ソファと組み合わせるテーブル選びの参考にしてみてください。