人々の生活の身近に存在するテレビ。
ソファでくつろぎながら、テレビを見る機会も多いのではないでしょうか。
昔は白黒映像だったテレビも、今やカラーが当たり前になっており、聞き慣れない2K、4K、8K、3Dテレビまで登場しています。
高精細・高音質を追求しデジタル化が進み、ブラウン管テレビから、徐々に液晶テレビやプラズマテレビへと変貌していきました。
そしてテレビの進化に伴い、テレビボードの形状も、多種多様に世の中に存在するようになりました。
今回は、ソファでくつろぐ暮らしと題し、ソファでくつろぎながらテレビを見る際の視聴距離や、テレビボードを選ぶポイントをご紹介します。
まずはじめに、2K・4K映像についてご説明します。
2K映像と4K映像の違いは、画面を構成する画素数の差です。
2K映像は約200万画素であるのに対し、4K映像は約800万画素。
つまり同じ画面サイズなら、4K映像は2K映像よりも画素が4倍高密度で、映像が緻密になります。
それにより2K映像と4K映像では、適切な視聴距離が変わってきます。
2K映像を視聴する場合
「テレビ画面の高さの約3倍」離れた場所が最適視聴距離です。
※過去のフランネルマガジンでも、液晶テレビの最適な視聴距離の目安をご紹介しています。
フランネルマガジン「ソファでテレビを楽しむために」
4K映像を視聴する場合
「テレビ画面の高さの約1.5倍」離れた場所が最適視聴距離です。
4K映像は2K映像よりも更に高精細であるため、より近づいても映像の粗さが目立ちません。
さらに、最適視聴距離から視聴すると、視野いっぱいに映像が広がり、映像へ最も深く没入することができます。
※上記の視聴距離はあくまで目安となります。周囲の環境、体調などで快適にご覧いただける距離は変わってきます。
次に、テレビボードについてご紹介します。
テレビボードの種類
現在では、様々な形状のテレビボードが存在しています。
ここではロータイプ・壁付けタイプ・コーナータイプのそれぞれの特徴についてご紹介します。
ロータイプ
高さを抑えたデザインで圧迫感がないため、大型のテレビを設置するのにも適しています。
ソファに座ってテレビを見るのはもちろん、寝転んだ状態や、床に座った状態でも視聴しやすい高さです。
壁付けタイプ
テレビボードを壁に設置していることにより、掃除機をかけるのにわざわざテレビボードを移動させる必要がなくなり、掃除機がかけやすくなります。
また、テレビボード下に少し空間をつくることで、お部屋が広く見えるのも魅力の一つです。
コーナータイプ
斜めにテレビを設置できるので横幅を取らず、デッドスペースになりがちなお部屋のコーナーを有効に使えます。
壁面に占める割合が小さくなるので、高さがあっても圧迫感を感じにくくなります。
テレビボードの収納
テレビボードには、テレビを見る以外にも収納ができるメリットがあります。
「見せていいもの」や「隠しておきたいもの」など、収納のスタイルは各家庭によって様々です。
お部屋の間取りや、各家庭のライフスタイルにあった収納方法を考え、選ぶことが必要となります。ここでは、収納についてのポイントをご紹介します。
見せる収納
使用頻度が高い物は、見せる収納にすると取り出しやすいです。
お気に入りのアイテムは、テレビを置いた両サイドのスペースや、テレビの上部を有効活用し、コレクションボードや
ローボード代わりに飾り棚として活用すると、魅力的な空間になります。
隠す収納
リビングダイニングに収納が少なくて困っている方には、隠す収納がおすすめです。
AV機器やDVD など、物が多くなりがちなテレビ周りですが、扉がついているタイプのテレビボードだと扉を閉めてしまえば
中身が見えない為、お部屋をすっきり見せてくれます。
その他の収納
テレビボードと収納を一体化させた壁面収納もおすすめです。
テレビの下だけでなく、両サイドと天井までの空きスペースを有効に使える為、リビング に物が増えてしまいがちなご家庭にピッタリです。
今回はテレビを軸として、2K・4K 映像のオススメの視聴距離、テレビボードを選ぶ際のポイント、収納方法などをご紹介させていただきました。
今後、ソファとあわせたテレビボードのご購入をご検討されているお客様の参考になれば幸いです。
フランネルソファでは、ソファだけではなく、テレビボードや他の家具も含めた家具選びやレイアウトについて、詳しくご相談にお応えします。
まずは、お気軽にショールームへお越しください。