FLANNEL magazine

ソファ専門スタッフからの
ソファについての「まめ知識」を、フランネルマガジンとしてお届けします。

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バルコニーからのソファの搬入

バルコニーからのソファの搬入

悩んで選んだこだわりのソファ。さあ買うぞ、という時に「お部屋にソファが入らないかも・・・」と不安になる方も多いかと思います。
特に室内の階段を通って2階以上のお部屋へソファを設置する場合、搬入経路によってソファのサイズが制限されることも多く、
選ぶソファや間取りによっては搬入不可能となることもあります。
しかし階段からの搬入が難しくても、バルコニーからソファを搬入する「吊り上げ搬入」という方法で、
ご希望のソファをお部屋へ運び入れることができる場合があります。
今回は2種類の吊り上げ搬入について、運び入れが可能かのチェックポイントと一緒にご紹介します。

【1】手吊り搬入について

手吊り上げ搬入

配送作業員3~4 名で、吊り上げ専用のロープやはしご等を使用し、
手作業で2 階のバルコニーへソファを引き上げる搬入方法です。

※手吊り搬入ができる高さは2階までとなります。

手吊り搬入の実例

※搬入する物件の周辺環境やソファのサイズ・形状によって、手吊り作業の方法が異なることがあります。

<搬入可能チェックポイント>

ソファ搬入時のスペースの確認

ソファ搬入時のスペースの確認

① バルコニー直下までの通路を確保
搬入をするバルコニーの直下まで、ソファと吊り上げ作業に使用する道具等を運び入れるための通路が必要となります。

② 吊り上げ準備・吊り上げ作業場所の
スペースを確保

搬入をするバルコニーの直下まで、ソファと吊り上げ作業に使用する道具等を運び入れるための通路が必要となります。
ソファにロープや養生布団(*1)の取り付け作業ができるスペースと、バルコニー直下に、吊り上げ作業ができるスペースが必要となります。
*1 養生布団:建物やソファに傷をつけないように取り付ける厚めの布です。

バルコニーの確認

バルコニーの確認

③ バルコニーと手すりの確認
吊り上げ専用ロープをバルコニーの手すりへ掛けてソファを引き上げるため、強い負荷に耐えられる強度が必要となります。

④ 手すりから屋根までの高さの確認
屋根やひさしが付いたベランダの場合、ソファを引き上げる際に屋根にぶつからないよう、手すりから屋根までの高さがあるか確認が必要となります。

※以下の写真のようなバルコニーは、手吊り搬入ができません。

強度が不十分な細い手すり
強度が不十分な細い手すり

背の高い壁や柵

背の高い壁や柵

バルコニーの窓の確認

バルコニーの窓の確認

⑤ ソファを運び入れることができる窓枠の大きさ
バルコニー内へソファを引き上げた後、窓を通って室内へ運び入れるため、ソファが通るか窓枠の大きさを確認する必要があります。
ソファのサイズによっては、お客様ご自身で窓を取り外して頂くことがあります。
(※不具合等のトラブルを防ぐため、配送スタッフによる窓の取り外し・取り付け作業は行なっておりません)

日本家屋


【ご注意】

日本家屋は手吊り搬入ができません。
昔ながらの日本家屋は、ソファを吊り上げるには強度が不十分な厚みのない木製の手すりが多いほか、屋根瓦の落下などの危険性があるため手吊り搬入はできません。

【2】クレーン搬入について

クレーン吊り上げ搬入

小型クレーンの付いたトラックでソファを吊り上げ、
2階のバルコニーへ運び入れる搬入方法です。
【1】の手吊り搬入が不可能でも、クレーン搬入によってソファを運び入れることが可能な場合があります。

※2 階より上の階へ吊り上げる際は、大型クレーンでの搬入となります。
※搬入当日はソファを配送するトラックとクレーン付きトラックの2 台でご自宅にお伺いします。
※クレーン業者による事前の搬入下見とお見積もりが必須となります。

クレーン搬入の実例

※搬入するご自宅の周辺環境やソファサイズによって、クレーン搬入作業の方法が異なることがあります。

<搬入可能チェックポイント>

クレーン付きトラック停車位置の確認

クレーン付きトラック停車位置の確認

① クレーン付きトラックが停車できるスペース
クレーンがバルコニーへ届く範囲(半径約10m)且つ、バルコニーに面した位置で停車できるスペースが必要となります。
またバルコニー付近に電線が通っている場合、クレーンが引っかかる恐れがあるため事前の確認が必要となります。

バルコニーの確認

バルコニーの確認

② バルコニーと手すりの強度
クレーンで吊り上げたソファは手すりに載せて、バルコニー内へ引き上げるため、ソファの重量に耐えられる強度が必要となります。

③ 手すりから屋根までの高さ・ひさしの確認
屋根やひさしが付いたベランダの場合、ソファを引き上げる際に屋根にぶつからないよう、手すりから屋根までの高さがあるか確認が必要となります。
またひさしが、ソファからクレーンのフックを外す作業の妨げにならないか確認が必要となります。

バルコニーの窓の確認

バルコニーの窓の確認

④ ソファを運び入れることができる窓枠の大きさ
バルコニー内へソファを引き上げた後、窓を通って室内へ運び入れるため、ソファが通るか窓枠の大きさを確認する必要があります。
ソファのサイズによっては、お客様ご自身で窓を取り外して頂くことがあります。
(※不具合等のトラブルを防ぐため、配送スタッフによる窓の取り外し・取り付け作業は行なっておりません)

オンラインストア・各ショールームへお気軽にご相談ください

上記チェックポイントはあくまでも目安です。
ソファのサイズや、ご自宅の間取り・周辺環境によって吊り上げ搬入可能のチェックポイントは変わってくるため、
搬入ができるか不安な場合でもソファを諦める前にぜひ一度ご相談ください。
搬入確認・吊り上げ料金について詳しくはコチラ
FLANNEL SOFA ではお客様のお部屋のお写真や図面などを元に、ご希望のソファをお部屋へ運び入れることができるかしっかりと検証をします。
ソファをご検討中の段階であっても、「事前に搬入可能なソファが知りたい」、「ショールームへ行く前に検証して欲しい」といったご要望も
承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。