最近ではペット可のマンションも増えたり、室内でペットを飼われているご家庭も増えました。
そんなペットを飼われている方からよくいただく声としてあげられるのが「汚れ」のこと。汚れ対策としてフェイクレザーを選ばれることがありますが、そこには大きな落とし穴があります。
フェイクレザーのデメリット
フェイクレザーは防水性があり確かに汚れには強い素材です。
ペットを飼われている方の万が一という場合にも安心な素材ではあります。
しかしながら、ペットの習性としてソファを引っ掻いたり噛んだりするということが考えられます。フェイクレザーの繊維質は非常に裂けやすく、ペットを飼われているご家庭ではどうしてもダメージが大きく寿命が短くなってしまします。
ペットを飼われている方におすすめの生地は
ペットを飼われているご家庭に1番おすすめしているのがHCシリーズです。
HCシリーズでは東レの優れたテクノロジーによって生まれた高級素材である「ウルトラスエード」を採用しています。 本革スエードのような滑らかな肌触りを実現。フェイクレザーとは異なり通気性を持っているため、長時間使用してもべたつくことのない気持ちの良い肌触りです。 また、その肌触りもさることながら、ウルトラスエードのその優れた特徴は耐久性とメンテナンスのしやすさにあります。
ウルトラスエードの優れた性能
出典:東レウルトラスエードマーケティング株式会社
ウルトラスエードには撥水性があるため、液体をうっかりこぼしていまったりしても大丈夫。こぼした直後であればある程度水滴となって表面に残るので、さっと拭き取ることができて安心です。また水拭き可なので、その他の汚れも比較的落としやすく、さらに硬化、縮みなどがないため乾けば元の風合いに戻ります。
フェイクレザーとは異なり内部にスクリムと呼ばれる補強用の特殊布が組み込まれているため、引っ掻きにも強くペットを飼われているご家庭でも安心してお使いいただけます。 汚れにも引っ掻きにも強い万能素材をぜひお試しください。
図A : 表面
極細繊維を絡み合わせ起毛された表面構造が、上質でなめらかな風合を生み出します。
図B : 不織布構造
極細繊維の束と高分子弾性体が絡み合う内部構造が、均質性、耐久性、通気性等、ウルトラスエード®の多様な機能特性を可能としています。
図C : スクリム
家具や自動車シートなど、強度や張り、耐久性が求められる用途向けの製品には、スクリムと呼ばれる網状の織物が融合され、やわらかな手触りの下に強靭なボディーを構成しています。