no.5 中間発表
2009年3月13日(金) 「中間発表の様子」
(皆メモを取ったり、覗き込むようにして聞いていたり、とても真剣です。)
今回の中間発表で認識したことは、ぼくらは「学生」という立場に甘えているということです。
そして、思ったことは「学生というプロ」にならなければいけないのではないか?ということです。というのは、このプロジェクトは単なる学校の課題とは違って、最終的にはちゃんとしたビジネスとして成り立たせなければいけないわけですから。つまり、社会に何かを生み出すということはそういうことで。その認識をちゃんと持たねばいかんわけです。その中で、求められているものは、「学生の個性」であり、「学生の考えるプロセス」で、その2つに「学生」という単語が入っていることはとても重要なことで。社会に出ていないからこそ、立場が違うからこそ生まれてくる創造性に大きな刺激があると確信してもらっていることがこのプロジェクトの推進力になっている。それは、忘れてはいけないことです。
なので、学生の立場でものを感じ、考え、そして作品にする。その中にはちゃんとしたプロ意識みたいなものをしっかり据えておかないといけないと思うのです。ぼくらは「学生というデザイナー」としてこのプロジェクトに参加しているわけですから。
ここまでは、ちょっと堅苦しい感じで書きましたが、学生のモットーは遊び学ぶことだと思います。なので、一番重要なのは「楽しむこと」で、たくさん遊びそれをソファにつなげる回線をひきつつ日々を感じていけば、何か刺激的なものが生まれるのだと思います。「不真面目に考えて、真面目に創る。」これは、谷尻誠さん(建築家)の引用ですが、その言葉を実践するときです。それはきっと、とても楽しいことだと思います。あと2週間精一杯楽しみましょう!!
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名古屋工業大学/伊藤研究室
http://www.type-ab.com/ti_di/index.html
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