no.9 「スフェリコン」
4月3日にコンペのグランプリが決定しました。
グランプリ決定までの流れは、FLANNELさんや名古屋工業大学のブログからでもその様子が伺えますが、審査会は、緊張感がありながらも、和やかなムードで進められ、学生も審査員も楽しみながら行うことができたのではと感じます。特にゲスト審査員である原田さとみさんやそのお子さんの陸くんが加わったことにより、専門家とはまた違った視点で審査してもらえたことで、学生にもよりリアルな意見が届いたのではないでしょうか。
そして、一次審査、二次審査を経て、今回のグランプリの1作品が決まりました。
グランプリ作品は、工業大学の学生らしい発想で、「スフェリコン」という幾何学形をモチーフにしたもので、転がすと不思議な軌跡をたどって転がっていくというユニークなアイディアをソファに応用したものでした。
審査は5つの指標をもとに公平に行われましたが、最終的に審査員の心をつかんだのは、学生らしい独創的な発想とこれからどう変わっていくのか審査員の誰もが想像がつかないところだったのではないでしょうか?
グランプリに選ばれたアイディアはこれからTYPE A/Bと提案者である富田君と共に商品化へ向け、具体的なデザイン検討を行っていきます。私たちもこのアイディアがどんなものになっていくか、まだ想像もできませんが、想像できない事にこそ、今回のプロジェクトを行う意義を感じています。今回は富田くんのアイディアをもとに進められますが、他の学生たちの作品にこめられた想いも作品の中に組み込みながら、1つの作品に出来ればいいなと思っています。
これからの動きにもみなさん温かい目で見守っていてください。
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TYPE A/B
http://www.type-ab.com/
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