名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 9 月 6 日

no.30 型を修正しながら進行中

FLANNEL SOFAの記事

090906

どんなにしっかりした寸法を出したとしても、一台のソファの試作段階では必ず何カ所か修正するところがあるものです。製作途中でも、一度よく考えてよい方を選んでは直し、気づいては直し。

これだけ複雑なソファにしては、まだ修正が少ない方ではなかろうか。
特に今回は、木枠製作という、一番ベースになる部分から2人1チームで動いているので、見解が違って足踏みする事はあるものの、なかなか1人では気づかないところをもう片方が補うということができていると思います。

木枠が完成したら、次は下張り、ウレタン型出し&ウレタン貼り、縫製型出し、縫製、張り。で、全ての行程が終わりますが、ウレタン、縫製の型出しは割とすんなりいくのではないかな?と、予想しています。

今が一番地味で大変な部分でしょう。あせらず、しっかりとチェック&修正を重ねて進行したいと思います。

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名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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