名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2010 年 10 月 20 日

no.56 使ってわかるPIVOの可能性

FLANNEL SOFAの記事

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ソファは使ってこそその力を発揮して、その人それぞれのスタイルに馴染んでいくもの。使う人によって何色にも染まるソファ作りをしている、私たちフランネルソファ。だからこそソファはシンプルなデザインでありたいと願う。フランネルソファの掲げる“シンプルきれい”はそんなところからきています。

そんな中でもやはり「PIVO/ピヴォ」はシンプルすぎやしないか、と議論となり、肘置きクッションを作ってみよう、実際に座って、手を置いた感想などをアンケート形式で聞いてみよう、ということとなり、3種類のクッションを製作して展示しています。

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しかし、思った以上に来場者の皆様のご意見がきれいに割れていて、どれを商品化しようかと、悩みが増えております。

私たちのお客様の年齢層としては、30代前後の、お子様が小さい方や若いカップルの方々が半数以上を占めるのですが、その、小さいお子様というのがまたかわいらしく、初めのうちはソファに座るどころか、お母さんの影に隠れて目も合わせられないのに、遊んでも大丈夫、とわかったころから走り回って、ソファに飛び乗ってまた降りて・・と思えば、3種類のクッションを使って色んな格好で座ったり、積み木のようにして遊んだり、と、このシンプルな「PIVO/ピヴォ」というソファの機能をフルに引き出して、実際にそれを使っている。

子供が自由にソファで遊ぶのを見ていると、本当に各デザイン、各ディテールの意味合いや、欠点などが見えてきて、とにかく役に立ちます。

特にこの「PIVO/ピヴォ」は、家族の中心にあるソファ、”子供“を意識した、家族のコミュニケーションをより取りやすくさせてくれるソファという位置づけなため、子供が実際に「PIVO/ピヴォ」で過ごす様子は、ご家庭で使われる時とかなり近い状態でしょうし、「PIVO/ピヴォ」の使い方、使われ方の可能性の広さをつくづく感じてしまいます。ぜひ、ショールームでリビングに置いた時の「PIVO/ピヴォ」をお子様と共にご体感下さい。

なお、NDW展示は10月24日(日)までとなります。

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FLANNEL SOFA/和田 崇
http://www.flannelsofa.com
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ハギレプロジェクト
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名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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