名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 9 月 11 日

no.33 下張り開始

FLANNEL SOFAの記事

090911

9月9日(水)昨日、ようやく木枠が全て完成しました。注意点、変更点等をまず記録し、下張り開始。

一人掛でコンパクトな座面部分のため、バネではなく、ウェービングテープ(ゴムひもを編み込んだ、帯状の丈夫な材料)を使用します。金属ではない分、お尻へのアタリがなく、なめらかに伸び縮みする良さがあります。

さて、下張りの行程としては、前途のウェービングテープを座面に張り、その上にニット。他空洞カ所は、PPテープで形状に合わせて張り巡らせ、その上からある程度伸びのある、丈夫な布を張っていきます。これで下張りは完成です。

ようやく、座ることのできるソファの下地まで進みました。明日からはウレタン貼り、同時にウレタン型出し(型紙製作)をして、いつ注文が来ても即生産できる態勢を整えておくこととします。

————————————————-
FLANNEL SOFA
http://www.flannelsofa.com
http://www.flannelsofa.com/shop/
ハギレプロジェクト
http://www.flannelsofa.com/hagire/
————————————————-


コメント


名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

 RSS購読