名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 10 月 15 日

no.41 展示会開始atパークギャラリー

FLANNEL SOFAの記事

091014

10/14(水)TV塔パークギャラリー、フランネルソファ ショールーム両会場で5W×1H×3P(カケアワセ)プロジェクトの展示会が無事開始しました。初日である、昨日はタイプABさん主催のオープニングパーティーということでパークギャラリーでパーティーが行われ、私たちフランネルスタッフも参加させて頂きました。

司会は名工大、坂井くん。そして、金子くん、内木さん、富田くんが代表して各自作品のプレゼンテーションを行い、来場者の方々からの質問に答えるスタイルで進行していきました。ここで感じたのが、学生さんを中心とした来場者からの質問や意見が活発だったこと。プレゼンテーションが先回のコンペで聞いた時より格段に良くなっていたこと。

カケアワセプロジェクトとしての商品化は富田くんのスフェリコンソファ(ロンド)に決まったものの、他の作品もしっかり来場者の方々にコンセプトが伝わったのではなかろうか。

そしてもう一つ。フランネルソファのショールームでは非常に行いにくい、ロンドを実際に‘転がす‘ということ。これは、来場者から要望が出て、富田君が皆さんにお見せしました。模型と同様、展示品も転がして見せたい、という富田くん、坂井くんの願いから、そのことは意識して製作したつもりです。きれいに転がらなかったらどうしよう・・という考えは起こらず、ひたすら信じて製作致しました。
正直、ちゃんとスフェリコンの特徴的な転がり方をしてくれてほっとしました。

これも質問に上がっていたことですが、もちろん、将来的にリペアしたり、張替えしたりと、他のソファと同様に、フランネルソファが責任持ってアフターフォローさせて頂きます。オープニングパーティーも無事終了し、日曜日までの会期中の対応にしっかり力を注ぎたいと思います。

10/17(土)フランネルソファ ショールームでのパーティーに向けても準備です。
フランネルでは、‘製作面、構造面‘での展示を全面に出しています。
皆様のお越しを心からお待ちしております。ぜひとも一人でも多くの方々に‘ロンド‘に座って頂きたいです。

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名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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