パールトーン加工 優れた撥水防汚加工

パールトーン加工とは。

もともとは高級呉服用に開発された撥水・防汚加工です。
大切な着物を雨や汚れから守る為に研究され、その高品質な技術を椅子の生地にも応用しました。
パールトーン加工(撥水・防汚加工)の効力・耐久性は生地の種類または使用頻度によっても異なりますが、液状の汚れが染み込みにくいという特殊な機能を加えたのが特徴です。
以下の水性の汚れも、乾いた布やティッシュだけでサッと拭き取れます。

未加工品

パールトーン加工:未加工品

加工品

パールトーン加工:加工品

水性であれば、ティッシュやタオルでサッと一拭き。

  • 熱いコーヒー

    熱いコーヒー

    熱いコーヒーを拭いた後

  • コーラなどの炭酸類

    コーラなどの炭酸類

    コーラなどの炭酸類を拭いた後

  • オレンジジュース

    オレンジジュース

    熱いコーヒーを拭いた後

  • 牛乳

    牛乳

    牛乳を拭いた後

  • 醤油

    醤油

    醤油を拭いた後

※ パールトーン加工は、永久的に持続する完全防水加工ではございません。 汚してしまった場合はできるだけ早めのお手入れを行ってください。

パールトーン加工料金一覧

金額
スツール・PENTA 900 chair ¥11,110
1人掛け・QUATT(スツールラージ) ¥18,260
2人掛け ¥25,410
2.5人掛け・1人掛けロング・QUATT(1人掛けラージ・1人掛けコーナーラージ) ¥29,040
3人掛け ¥32,670
4人掛け・カウチソファ ¥54,230

※税込価格表記

パールトーン加工を施すと、ソファお届けが+14日間追加されます。

生地在庫、生地種類によっては、加工期間が遅延する恐れもあります。 ご注文前に必ずご確認ください。

パールトーン加工について
よくあるご質問

  • Q

     パールトーン加工した生地にドライクリーニングや洗濯をすると撥水・防汚効果は弱まりますか?

    答えを見る

  • 効果は少しずつ弱まります。なるべくドライクリーニングや洗濯は避けてお手入れをしてください。

  • Q

     パールトーン加工ってどれぐらいの期間、効果がありますか?

    答えを見る

  • パールトーン加工は、呉服に加工する為に生まれた加工です。ソファに加工すると、1〜2年で効果が減退されると推測されます。使用し続ける事で、水分を多くこぼしたり、座っている部位が摩耗・油脂などにより使い方によっては、半年で効果が薄れているケースもあります。
    厳密にはハッキリした期間をお答えできないのが、現状です。

  • Q

     すでにソファを購入(または他社製を持っている)しているのですが、パールトーン加工できますか?

    答えを見る

  • 完成したソファの生地にはパールトーン加工はできません。
    パールトーン加工は生地を裁断する前に加工を施します。FLANNEL製品のソファ張り替え、またはカバーリングソファのカバーを新たにご購入される場合には、パールトーン加工は可能となります。

  • Q

     カバーリングソファのカバーのみを購入したいのですが、カバーのみでもパールトーン加工できますか?

    答えを見る

  • 可能です。カバーリングソファのサイズによってお値段が変わりますのでご注意ください。

  • Q

     フェイクレザーや本革にはパールトーン加工ができますか?

    答えを見る

  • できません。布生地のみの加工となります。

  • Q

     お手入れ方法は、どうすればいいですか?

    答えを見る

  • 下記にある「お手入れ方法」をご覧ください。

  • Q

     パールトーン加工に適した生地のオススメってありますか?

    答えを見る

お手入れ方法

水性の汚れがついた場合

  • 汚れをきれいなタオルで押さえ、吸い取ってください。
  • 残った汚れに少し水をかけて、指先で織目に入り込んだ汚れを浮かび上がらせるよう、かけた水に汚れを溶かし込みます。
  • かけた水により浮かび上がった汚れを、乾いたタオルで押さえ、吸い取ってください。
  • 最後にお手入れした箇所をドライヤー(冷風)で乾かします。
    ※汚れを生地にこすり込まないようにしてください。

油性の汚れがついた場合

  • 揮発油(ベンジン)をタオルにたっぷり含ませる。
    ※揮発油(ベンジン)は薬局などで購入可能です。
  • 汚れを溶かすようにしばらく押さえます。揮発油(ベンジン)は乾かないようにしてください。
  • 再度、別のタオルに揮発油(ベンジン)をタオルに含ませて、軽くたたきながら汚れを拭いてください。
  • もう一度、たっぷり揮発油(ベンジン)をタオルに含ませて、お手入れ箇所の周りに散った汚れを外側から中心に向けて円を描くように軽くたたきながら、拭き取ってください。
  • 最後にお手入れした箇所をドライヤー(冷風)で乾かします。
    ※揮発油より扱いやすいスプレータイプのパールトーン「京の油とり」が市販されています。こちらをご利用いただきますと更にお手軽に油性の汚れ落としが行えます。

ご注意

  • メンテナンスの基本は「出来るだけ早いお手入れ」です。汚れを放置されますと時間経過とともに汚れは固定化し、変色する恐れがありますので、上記のお手入れを早めにしてください。
    メンテナンスを行うことにより、商品を守るという考え方をパールトーン加工は推奨しております。
  • パールトーン加工だけで完璧に汚れを防止することは不可能です。日頃からのメンテナンスが重要となります。 【早期発見・早期メンテナンス】がポイントです。 パールトーン加工の性質上、ドライクリーニング及び水洗い洗濯は、なるべくご遠慮ください。効力が少しづつ弱くなります。
  • 中性洗剤・消臭スプレー等にある界面活性剤を含有した薬品は撥水効果を減退させますので、ご使用しないでください。
  • 別売の専用メンテナンススプレー「京の油とり」は揮発性ですので、ご使用前には説明書をよく読み、換気と火気には十分お気をつけください。
  • 消臭スプレーやアルコール消毒液を使用しますと、撥水防汚加工が弱くなりますので、ご使用をお控えください。
  • 化学薬品を含んだ色素(インク・マジックインク等)または墨汁・一部化粧品・口紅・毛染め液・果汁・ソース・赤ワイン等は、生地に深く浸透しシミになる場合がありますのでご注意ください。
  • 熱い液体(ホットコーヒー等)にも一般的な撥水加工と比較して効果があります。但し、摂氏80℃以上や乳化した高温の液体(豚骨ラーメンのスープ等)又、高温の油性の液体には、効果が発揮出来ない場合もありますので、ご注意ください。
  • 生地上の膜を張るコーティング加工ではありませんので、色落ち、色止め効果はありません。
  • 酸化による変色、日光による退色、薬品類による変退色、汗による変色、ガスによる変色、酸、アルカリによる変色などを防止することはできません。