ヨーロッパの輝く太陽と大きな空。
どこまでも続く広大な敷地で育てられた牛は、
大きく、厚みのある最高級の原皮として
世界に高く評価されています。
本革ＲＬＩシリーズは、その原皮を使用し、
革の鞣し(加工)を日本で施しました。
ヨーロッパで育てられた美しい表情と、
日本の気候に耐えられる、強さを併せ持った
最高クラスの一品です。
※この生地シリーズは廃番になりました。
湿気が多く、四季の寒暖差がある日本の気候。
本革にとって、過酷であろう環境でも耐えられるものに仕上げるため、
本革RLIシリーズは、質の良いヨーロッパ原皮を、
皮革加工の伝統の地・姫路市で加工しています。
その中でも、ヨーロッパ原皮の特性を知り尽くす、
ドイツのマイスター国家資格をもつ、姫路の製革所で鞣す(加工する)ことで、
革の美しさと強さを最大限活かした、最高クラスの本革が誕生しました。
RLIシリーズは、革の表面をそのまま生かした
「銀付革(フルグレイン)」です。
革の銀面(革の表面)を残し、牛本来の皮膚の構造により近い状態を保つことで、
伸びやスレに強い、革本来の強度が活かされます。
その分、傷や肌荒れなどのナチュラルマークがそのまま表面に現れるので、
「銀付革(フルグレイン)」は、良質な原皮を厳選しなくてはなりません。
すなわち、ナチュラルマークのある本革は、
天然皮革の証。
使い込む程に、本革の風合いが味わい深いものに変化していく
最高品質の本革を、ご堪能ください。
※この生地シリーズは廃番になりました。
動物のシワ
肌荒れなどのスレ
キレキズ・治りキズ
ピンホール・虫穴
チスジ
「本革」と一言で言っても、日本でのランクは様々です。
仕上がりは一律に良いですが、ソファに大人が毎日座り、
使い込まれる程に変化する革の質の差は歴然です。
ソファが良くても、革の耐久性がなければ永くご使用
いただくことができません。
だからこそRLIシリーズでは、
銀付き革(フルグレイン)にこだわりました。
お手入れ次第で、ソファの寿命を最大限延ばせるほどの
耐久性があります。
無垢材のように、湿度や気温に合わせて
変化する
天然皮革。
職人は、自身の目と手から伝わる感覚で、
呼吸をする本革の状態を見極め、最適な状態で
ソファに張っていきます。
それは熟練した職人しか成し得ない技術。
天然皮革の本革
ソファは、革とソファを熟知した職人の技術の集大成です。
実際に、様々な厚みの革をソファに張り、
目でみて、肌で感じ、導き出された厚み
1.4mm(±0.1mm)。
フォルムの細部まで美しく表現されているか、
一方で、耐久性は維持されているのか。
地道ですが、その繰り返しが、
良い品質を生み出すと信じています。
均一に施された型押しのシボは、
革を引きながら張り、ソファに仕上がった際、
最適な深さになるように計算されています。
シボは革の表情を味わい深くするだけではなく、
日常の暮らしの中で付いてしまう僅かな傷も
目立ちにくくしてくれます。
オリジナルで色を調合したチャコールグレーは、
光を拡散するシボの、上品な光沢感で、
本革ソファ特有の重厚感を主張しすぎません。
そのため、インテリアに合わせやすく、
最高品質の凛とした佇まいが、
空間を気品のある雰囲気にまとめます。
