FLANNEL magazine

ソファ専門スタッフからの
ソファについての「まめ知識」を、フランネルマガジンとしてお届けします。

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無垢材のお手入れ方法

無垢材のあるソファ (お手入れ編)

無垢材にも正しいお手入れ方法があります。
正しいお手入れをし、愛着持って末長く無垢材とお付き合いしていきましょう。

ソファカバー着せ替え

オイル塗装

木材の風合いを最も良く出してくれる塗装です。
ウレタン塗装に比べ、被膜は薄くオイルの揮発にともない湿度などの影響を受けるため、定期的にオイルを塗ることがオススメです。
使い込むほどに色づき、ツヤが出て、メンテナンスなど気をつかってやれば味わいが深まります。
自然のままの木を活かした塗装ですので、乾燥したり湿気を含んだりすることで、収縮が起こり割れやそりが出る場合があります。
また、大切に使っていても、どうしてもシミや汚れはつきものです。お手入れをしながら、生きている木の変化を楽しむようにご使用いただくことをオススメします。

BRICK木肘

お手入れ方法

通常は,乾いた布で乾拭きをして埃や汚れをふき取ります。
それでも落ちない汚れなどは、少し水分を含ませた布や薄めた中性洗剤を含ませた布で汚れを落として、必ず乾拭きで水分を落とします。
木部が、乾いた状態、表面が白んできたら、揮発してきたサインです。オイルを塗ってください。
目安は、3ヶ月~6ヶ月程度に1度。

【ソファ配置場所の注意】
直射日光及び空調の風が当たりやすい場所でのご使用はお控えてください。

詳しいオイル仕上げの木製品のお手入れはコチラ

オイル塗装のソファ

ウレタン塗装

日本で販売している多くの木製家具に使用されている塗装です。
オイル塗装に比べ被膜は強く、密封性が高いので、湿度などの影響を受けにくく、水にも熱にも強い塗装です。
光沢のある仕上がりが特徴ですが、硬いものがあたったりすると、表面が白く目立つことがあります。

PENTA 900 Chair 脚

お手入れ方法

通常は,乾いた布で乾拭きをして埃や汚れをふき取ります。それでも落ちない汚れなどは、少し水分を含ませた布や薄めた中性洗剤を含ませた布で汚れを落として、必ず乾拭きで水分を落とします。
マジックなどの汚れの場合、アルコール・ベンジンなどを塗りますと塗膜が溶け出す場合があります。
上記のように中性洗剤でなるべく早く処置をしていただき、汚れが染みつくのを抑えてください。
また、メラミンスポンジは、塗膜を傷つけることから、こちらもご使用はお控えください。

【ソファ配置場所の注意】
暖房機器のそばは避ける(温風の吹き出し口の近く、ストーブのすぐそば、等)、直射日光を当てない。(ウレタン樹脂が黄変し、劣化します。)